プロ野球ファンの記憶に残る山崎とガルベスの乱闘

野球

「乱闘」はプロ野球においては、時に名物のひとつとしてファンを盛り上げます。 これまでに様々あるプロ野球の乱闘で有名なものとしては、ガルベスと山崎の乱闘が有名です。

1996年の5月1日に名古屋ドームで行われた、ジャイアンツとドラゴンズの試合において、ガルベスの投じたボールが山崎の頭付近を通過しました。 この行為に激怒し、マウンドへ詰め寄りガルベスのパンチに対してヘッドロックを仕掛けました。 そのあとは、ジャイアンツとドラゴンズ両軍が入り乱れる結果となりました。

この一連の騒動は、テレビのニュース番組やバラエティー番組などで取り上げられるなど、当時話題となりました。 この騒動では、球審の判断でどちらが悪いという事でもなく、喧嘩両成敗という意味で両者に退場を命じました。 この処罰に対しては両軍の監督は納得せず、巨人側としては、ぶつけていないのに退場はおかしいという意見と、ドラゴンズ側としては、前日にもデッドボールを受けていることから、連日のデットボールがわざとではないかという主張をしました。 翌2日には、ジャイアンツの監督に厳重戒告、両選手には厳重戒告と罰金10万円の処分がセ・リーグの会長から科されました。

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